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経営管理(経理)中途入社11年目社員(取材当時)

現在の仕事

レッグスを数字の面から支える
経理財務グループを統括

経理財務グループは、レッグス本社やグループ各社の決算の取りまとめ、上場企業としての義務である開示資料作成などを担う制度会計業務、部門別採算表や経営会議資料など管理会計を取りまとめる管理会計業務、国内外の入金や支払など現預金を管理する財務業務などを行っています。その中で、私はグループの統括者として、メンバーが行う業務の確認や判断、人材育成などを担っています。

自分を成長させた出来事

単なる単純作業の仕事から、
意味を見出して取り組む仕事へ

経理担当として中途採用で入社後は、一向に決算業務に携われずひたすら伝票を電卓で計算する日々が続き、次第に不安や焦りが増していきました。前職でSEをやっていた私は、その中でたまたま損益管理の業務を任され興味を持ち、未経験ながら経理財務の道に進みたいと思うようになりました。やるからには決意を持ってやりたいと思い、転職前に会社を辞めて自ら退路を断ち、独学で簿記を学びました。しかし実務経験が無いため不採用の連続。そんな私を採用してくれたのがレッグスでした。「今度こそはこの道でやっていくぞ」と強い気持ちで入社したため、余計に伝票処理ばかりの日々に意味を見出せずにいました。当時のリーダーとの面談の場で思い切ってそのことを話したところ、「意味のない仕事は無い。伝票1枚でも間違えたら決算はできない。その仕事自体が決算業務だ」と言われ、はっとしました。確かに、投資家などに公表する決算の数字は、絶対に間違いが許されず、そのためにはたった1枚の伝票までこだわることが重要です。この時ようやく、自分がやっていた単純作業の意味に気付かされたのです。そこからやりがいを感じ、全力で業務に取り組むようになりました。次第に決算業務のコアの部分や、開示業務も任せてもらうようになり、6年目にはチームリーダーになりました。

どんな仕事も、意味を知ってやるのと知らずにやるのでは、学びの大きさが全く違います。私がかつての上司から教わったように、私も部下に、「言われたことをただ機械的にこなす『作業』をしないでほしい」と、仕事の意味を考えることや自分なりの考えを持つようにと教えています。

今後に向けて

全ての社員が経営的視点を
持てる環境作りを

今後は、「経営者を育成する」という会社の目標に沿って、全社員に数字をさらに意識してもらうように取り組んでいきたいと思います。「数字は経理がまとめるもの」とせずに、様々な案件について、数字面での意味も考えてもらうようにしたいです。それによって、売上を伸ばすべきなのか、コストを抑えるべきなのか、人員を増やすべきなのかなど、案件のハンドリングの仕方も変わってくるはずです。その判断のために有効な情報を提供できる環境を作るのが私たちの役目です。私個人としては、経理財務の最高責任者になり、経営人材を創出できる環境作りに貢献していきたいと思います。